
原 信司
Shinji Hara
人事部
・海外で揉まれた人事としての知識と経験
・入社書類をゼロから説明することも
・エンジニアからの「ありがとう」ががんばりの活力
・海外の人事制度を勉強しカウンセラーへ
人事部
・海外で揉まれた人事としての知識と経験
・入社書類をゼロから説明することも
・エンジニアからの「ありがとう」ががんばりの活力
・海外の人事制度を勉強しカウンセラーへ
大学を卒業してからずっと人事や採用の仕事を担当してきました。以前の職場ではロサンゼルスや香港の子会社の人事部門の立上げも担当したので、1年の半分を海外にいた時期もあります。企業人事の仕事を大きく分けると「1.採用」「2.労務管理」「3.教育」になるのですが、この3つは全世界共通ですね。しかし国によって法律やルールが異なりますので、子会社の採用基盤を整えるために現地の法律事務所や会計事務所で研修も受けました。大変ながらもやりがいがありましたが、新型コロナの影響により海外業務が縮小してしまったため、それを機会にサンウェルに転職しました。
サンウェルでは外国籍エンジニアの採用を担当する専門部署があるため、私は主に入社手続きや、在籍中のサポート業務を担当しています。日本で初めて働く人も多いため、入社手続きに必要な「住民票」や「源泉徴収票」などを求める時にも、その書類が何であるのか、どうしたら手に入るのか、提出の目的は何かなどもゼロから説明する必要があります。また日本のように健康保険や年金への加入が義務化されていない国も多いので、それに払うお金を貯金に回したいと言われるなど、加入の必然性を説明してもなかなか納得してくれないこともあります。
その一方で、原さんの言うとおりに手続きをしたおかげで、日本の社会保障制度を利用することができたとお礼を言われることもあります。特に子育て世代のエンジニアには「出産育児一時金」がとても助かるようです。日本には様々なサポート制度がありますが、外国人はそれを知らないことが多いです。そのため自分が制度の紹介や申請を手伝うことで、彼らが日本に来てよかったと感じ、日本の良さを母国で広めてくれれば、日ごろの苦労も報われる気がしますね。
今後はエンジニアたちの出身国の人事制度の勉強も再開したいと考えています。例えばインドの出身者は母国と日本の年金のどちらに加入するかを選べるのですが、その人のキャリア計画やライフプランによってメリットとデメリットが異なります。そのため自分が両国の年金制度について詳しい知識があれば、会社にとっての利益も踏まえつつも、エンジニアへカウンセリングを行うこともできます。エンジニアサイドに立ったきめ細かいサポートを提供することで、サンウェルならではの人事を極めて行きたいと考えています。
横浜港大さん橋ターミナル
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