ユガナンダンの外国籍派遣社員活用講座(第2回目)
こんにちは。サンウェルのユガナンダンです。前回は「外国籍派遣は企業にも人材にもメリット」 であることを解説しました。今回は私たちのお客様企業で、実際に外国籍派遣社員を活用した例をお知らせします。
「外国籍派遣は頼もしい味方」
プラントA社:
海外現場の交渉・調整役として大活躍
海外案件が増えるにつれ、海外のお客様と交渉や調整が必要となる場面が多くなってきました。言葉や文化も違う外国で相手の出方を冷静に観察し、こちらに有利になるよう話を進めるには長年の経験や知識が必要なため、日本人社員ではなかなか太刀打ちできず、社内で人材を育成するにも時間がかかります。そのためプロジェクトごとに、現場となる国や地域での知見が豊富で、語学にも堪能な外国籍エンジニアを派遣してもらっています。彼らの技術的スキルはもちろん、堂々とした交渉スタイルには勉強させられますね。またプラントの商業運転がスタートした後の技術支援も請け負っているため、メンテナンスや修理などで最初に想定した以外の業務が発生することもあります。その時にも派遣社員ならば必要なスキルを持った人材を必要な期間だけ働いてもらうことができるので、スピード感にもコスト的にも大変助かっています。
機械メーカーB社 :
お試しとして派遣社員を雇用。日本人社員のモチベーションもアップ
年々日本人技術者の採用が難しくなってきているため外国籍社員の雇用を考えたのですが、今まで社内に外国人はおらず、英語が得意な社員もいなかったため、はたして一緒にうまく働けるのか正直不安が大きかったです。そのため外国籍社員は正社員ではなく、まずは派遣社員として期間限定で働いてもらうことにしました。派遣してもらったエンジニアの日本語は日常会話レベルでしたが、仕事の能力はもちろんコミュニケーション能力が非常に高く、すぐに職場の雰囲気になじんでくれました。自分のスキルを高めたいという意欲も強く、わからないことがあると遠慮せずにいろいろな人に質問し、アグレッシブに働く姿勢は日本人社員の刺激にもなり、結果として職場全体のモチベーションアップにつながりました。そのエンジニアは派遣期間が終わった後に、正社員として採用しましたよ。
システム開発会社C社:
最新技術をマスターした人材を中継ぎ役として即雇用
IT業界の変化のスピードはとても速く、やっと身に着けたスキルがまたたく間に時代遅れになってしまうことも日常茶飯事です。システム開発の本場はやはりアメリカであり、そこで開発された最新技術をフォローする必要がありますが、それには高度な英語力も求められるなど、日本人には厳しい壁があります。そのためグローバルブランドが開発を委託するインドなどから希少スキルを持つエンジニアを派遣してもらい、自社内でのエンジニアが育つまでの中継ぎとして活躍してもらっています。
ポイント
派遣社員の採用例:
- 海外現場の交渉・調整役として大活躍
- お試しとして派遣社員として雇用
- 日本人社員のモチベーションもアップ
- 最新技術をマスターした人材を中継ぎ役として即雇用
大活躍の外国籍派遣社員ですが、ためにはミスマッチも。次回はそんなときのフォロー方法を解説いたします。
外国籍のエンジニアの採用に難しそうと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、サンウェルのサポートチームが採用から来日、入社までを全面的にサポートいたしますので、御社はエンジニアの選考のみに専念していただけます。エンジニアの不足、採用にお困りの企業の方はぜひ一度お気軽にお問い合わせ下さい。