マイ・ティ・ザン
Mai Thi Giang
サンウェルベトナム支店/Senior Recruiter
・広い世界に憧れ「おばあちゃんの原宿」へ
・グローバルな環境がサンウェルの魅力
・「エンジニアのニーズをよく知る」ことがスカウトの秘訣
・「子供が母国語で学べる学校」の整備が外国籍エンジニア定着に
・将来は「頼りにされるリーダー」に
サンウェルベトナム支店/Senior Recruiter
・広い世界に憧れ「おばあちゃんの原宿」へ
・グローバルな環境がサンウェルの魅力
・「エンジニアのニーズをよく知る」ことがスカウトの秘訣
・「子供が母国語で学べる学校」の整備が外国籍エンジニア定着に
・将来は「頼りにされるリーダー」に
私の家族には公務員が多かったので、自分も安定した仕事につこうと大学では就職に有利な土地管理を専攻しました。しかし社会に出てからは「広い世界で冒険してみたい!」という気持ちが強くなり、憧れていた日本への留学に踏み切りました。
日本で最初に住んだのは東京の巣鴨でした。巣鴨は「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれ、昔ながらの下町人情にあふれる街でした。東京は人が冷たいと聞いていたのですが、まったくそんなことはなかったですね。滞在中は味噌ラーメンにはまってしまい、本場札幌で食べたラーメンの味はいまでも忘れられません。ベトナムにもどってからも日本の味噌を買って料理に活用しています。4歳の息子もすっかり味噌味を気に入ってしまい、「みそちゃん」なんて呼ばれているんですよ。
サンウェルのベトナム支店に入社した理由は、世界各国にネットワークがあり、グローバルな環境で働けることに魅力を感じたからです。日本やインド、マレーシア、ネパールなど、さまざまな国籍の人たちとチームとして仕事をするのは刺激があっておもしろいですね。残業も少ないので小さな子供がいても働きやすいです。
今はリクルートチームのリーダーとして、ベトナム人エンジニアの採用を担当しています。サンウェルのお客様が求めるエンジニアはスキルのレベルが高く、ビジネスに差し支えない日本語能力も求められるため、日本に住んでいるエンジニアを中心にスカウトを打診しています。
エンジニアの採用を進める際に心がけているのは、「彼らのニーズをよく知る」ことです。転職の理由としてはキャリアや給与のアップがまず考えられますが、その裏には今の職場への不満や、プライベートでの心配ごとなどが隠れていることが多いです。それらを丁寧に聞き出して、解決できるポジションや職場環境をオファーできるように気をつけています。
よく「外国籍社員に長く働いてもらうにはどうしたら良いか」と聞かれますが、子供の教育環境を整えるのが大切だと思います。私たちベトナム人が日本で子育てをしようとしたら、地元の公立校に子供を入学させるしかありません。ただ日本の教育システムが素晴らしいのは知っていますが、やはり母国語で教育を受けさせたいのが親心です。そのため子供が就学年齢になると、どうしてもベトナムへの帰国を考えてしまうのですね。それは他の国人たちも同じだと思いますので、日本の各地に各国の言葉で授業を行ってくれる子供の学校ができれば、外国籍エンジニアの定着率もぐっと高まると思います。
将来は「頼りにされるリーダー」になりたいと思います。エンジニアからも同僚からも「ザンさんなら頼りになる、信頼できる」と言われる存在になるのが私のチャレンジであり目標です。サンウェルはハノイ支店に加え、ホーチミンやダナンにも営業所を設立予定ですので、ベトナム全体をカバーできるリーダーになりたいですね。
●Bun Cha/ブンチャーのお店
「Bun Cha/ブンチャー」のお店です。ベトナムのランチはお弁当か、食堂でブンやフォーといった麺類、バインミー(ベトナム式サンドイッチ)といった軽い料理を食べることが多いです。
Bun (ブン)は細い米麺を甘酸っぱいスープにつける料理で、フォーよりも一般的です。Cha (チャー)は豚ひき肉の炭火焼きで、つくねに似ています。ブンチャーのお値段は日本円で200~350円ぐらいで、1日中食べることができます。 ブンチャーといえばオバマ元大統領が2016年にベトナムを訪問した際に、街の小さなブンチャー屋さんに予告もなしに現れ国中が大騒ぎになりました。そのお店は「オバマブンチャー」として観光名所になっています。ハノイにいらっしゃる機会がありましたら、ぜひ召し上がってくださいね
SunWell Vietnam Co., Ltd.
701 CIC Tower Building, Lane 219 Trung Kinh Street,Yen Hoa Ward,
Cau Giay District, Ha Noi City, VIETNAM
アジア・インド進出コンサルタントとして活躍している渡辺千晶が、インドについてお伝えします。 インドからの訪日客数が最高値更新中 円安などの追い風を受け、24年3月の訪日客数と1〜3月の旅行消費額がともに過去最高を更新しま…続きを読む
TVや新聞などで、インド人エンジニアについての報道を目にする機会が増えてきました。日本の少子高齢化に伴い外国人材の活用が注目されるなか、インド人エンジニアの採用は企業の成長にとって重要な選択肢の1つとなりつつあります。そ…続きを読む
外国人エンジニアを採用するにあたり、どの在留資格が必要になるかわからないという方は少なくないでしょう。在留資格にはさまざまな種類があり、それぞれ要件や在留期間が異なります。 本記事では、外国人エンジニアに必要な在留資格と…続きを読む