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インド見聞記(第12回)|インドからの訪日客数が最高値更新中

インド見聞記(第12回)|インドからの訪日客数が最高値更新中

アジア・インド進出コンサルタントとして活躍している渡辺千晶が、インドについてお伝えします。

インドからの訪日客数が最高値更新中

円安などの追い風を受け、24年3月の訪日客数と1〜3月の旅行消費額がともに過去最高を更新しました。サンウェル本社の近くにある横浜中華街でも、食べ歩きを楽しむ外国人観光客が日に日に増えているのを実感しています。

インドからの訪日客も着々と増加しており、2024年3月は27,200人と前年同月比83%増、単月過去最高値を更新しました。インド人は桜を目当てに来日することが多いので3月の数値には納得なのですが、2月も前年同月比41.8%増と好調です。一般的には2月のインドでは海外旅行需要は低下するそうで、この数値はインドにおける日本旅行の人気がホンモノになりつつある証拠なのかもしれません。

また4月からはインドを含む訪日観光客のビザのオンライン申請がはじまりました。対象となるのは90日以内の観光を目的とする短期滞在のシングルビザです。これをきっかけにインドからの訪日観光客拡大が期待されます。

日本政府観光局(JNTO)の報告書によると、インド人にとっての日本のイメージは「経済力、技術力の高い国」「自然が美しい国」であり、インドにも導入される「新幹線」や広島の原爆ドームや平和記念資料館への関心が強いのが特徴です。そのため東京から広島まで新幹線で移動しつつ、富士山を眺めたり大阪でショッピングをするルートが人気とのこと。その一方で各都市もインド人観光客を呼び込もうと頭をひねっており、そのひとつが「映画のロケ地」になること。インドは世界トップの映画大国であり、ヒット映画のロケ地が人気観光地になることも珍しくありません。過去には富山や大阪のフィルム・コミッションがインド映画の撮影に協力し、2024年に入ってからは真冬の札幌や小樽で『Ek Din (One Day)』の撮影が行われました。この映画の主演ジュネイド・カーンはインドを代表する名優アーミール・カーンの息子で、その作品は注目されること間違いなし。スクリーンに映し出された美しい雪景色が、インドの人々を北海道に招いてくれるかもしれません。

インド人の関心も高い広島原爆ドーム
(筆者撮影)
雪景色の札幌
(筆者撮影)

<執筆者プロフィール
サンウェル 社長室 コンサルティング事業部 部長 渡辺千晶
インド専門の調査コンサルティング会社出身。インドをはじめとするアジア諸国におけるコンサルティング、進出セミナー、駐在者への研修などを担当。
インタビュー記事:https://sunwells.com/recruit/people/watanabe/


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