Sakthi Manoz.A (マノジ)
Sakthi Manoz.A
Founder & CEO Emphatic Sense Technologies Pvt Ltd(サンウェルグループのITコンサルティング企業 本社チェンナイ)
・インド タミルナド州の大学で化学と倫理を専攻
・日本のIT技術とマネジメントを学びに来日
・ITコンサルティング会社で日本とインドの橋渡しを
Founder & CEO Emphatic Sense Technologies Pvt Ltd(サンウェルグループのITコンサルティング企業 本社チェンナイ)
・インド タミルナド州の大学で化学と倫理を専攻
・日本のIT技術とマネジメントを学びに来日
・ITコンサルティング会社で日本とインドの橋渡しを
私の出身地はインドタミルナド州のティルチラーパッリ(Tiruchirāpari)です。州都チェンナイから350kmほど南へ行ったところにある内陸の街で、タミルナド州のほぼ中心にあります。遺跡や教会、大学などが多く、日本でいうと京都のような街ですね。ここで私は愛情深い両親に見守られながら子供時代を過ごしました。
大学は地元にあるSt Joseph’s College を選びました。イエスズ会によって1844年に創立された伝統ある学校です。大学では物理で学士号を、大学院ではコンピューターアプリケーションで修士号を取得しました。また並行して倫理も学びました。倫理を履修したのは人の生き方や人生の価値について興味があったからです。この授業で人の幸せなどについて考え研究したことは、会社を経営する上でも生かされていますね。学生時代は旅行やボランティア活動にも熱心に取り組みました。
大学院卒業後にはチェンナイにあるシステム会社Infoview Technologiesに入社すると同時に、いずれは日本で高度なITスキルや日本式マネジメントを学びたいと日本語の勉強をはじめました。その後幸いにも夢がかない、2006年に来日し東京の本田技研工業でバイリンガルブリッジエンジニアとして勤務しました。その後チェンナイに戻りシステム エンジニアとして日系企業で働いた後に、2014年にEmphatic Sense Technologiesを創業しました。
Emphatic Sense TechnologiesはITコンサルティングの会社です。日本をはじめとする多くの海外企業がインドにオフショア開発を委託していますが、インド人の仕事に対する考え方や価値観の違い、コミュニケーション不足などにより、不協和音を奏でているプロジェクトが少なくないというのが正直なところです。そのため私たちがコンサルタントとして両者のブリッジとなり、ビジネスがスムーズに回るようサポートを提供しています。
日本とインドの両方で勤務した私の経験から申し上げると、日本企業は「完璧さ」「深い専門知識とスキル」、インド企業は「スピード」「幅広いスキル」を重要視しているようです。これはまったくの正反対の価値観ですが、その分、両者が協力すると足りないところを補い合い、相乗効果として素晴らしい結果を生み出すことができるのです。私たちはこれからも日本企業とインド企業の橋渡しをすることにより、両国の企業、社会の発展に貢献していきたいと考えています。
私の家族をご紹介します。一緒に日本に赴任した奥さんは日本食が大好き。特にお好み焼きがお気に入りです。子供たちは日本のアニメの大ファンで「呪術廻戦」にはまっています。
【会社情報】
Emphatic Sense Technologies Pvt. Ltd.
所在地:No 22&23, 2nd Street 2D Sri Durga Enclave, 2nd Street, River View Residency, Karapakkam, Chennai – 600 097, INDIA
https://emphaticsense.com/
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