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ユガナンダンの外国籍エンジニア活用講座(第3回)

ユガナンダンの外国籍エンジニア活用講座(第3回)

同僚のエンジニアが外国人。そんなことが普通になる時代が近づいてきています。日本企業はなぜ外国人材を受け入れなくてはいけないのか、外国人材を活用し会社を成長させていくにはどうしたらよいのか。 エンジニア派遣会社サンウェルの創業者CEOとして活躍するユガナンダンが、実例をまじえて解説いたします。

「外国人採用の4ルート」

こんにちは、ユガナンダンです。前回は「外国籍エンジニアを受け入れる6つのメリット」についてご説明しました。それを読んで、わが社でも外国籍エンジニアを採用してみようか、と思われた方もいらっしゃるかと思います。今回はその採用ルートについてご説明します。

1:日本に在学している留学生を採用

まず頭に浮かぶのが留学生の採用でしょう。2020年5月1日現在の留学生数は約28万人で、そのうち8万人が大学に在籍しています。出身国(地域)別の割合では中国が44%、ベトナムが22%、ネパールが9%、韓国が6%、台湾が3%、その他が17%となっています。企業の採用対象となる大学留学生は日本語を理解し、日本の社会システムや文化に比較的慣れていますが、社会人経験がないため新卒日本人と同じく職場に慣れるには一定の時間と教育が必要になります。また上述のように中国とベトナムの出身者が7割近くを占めているため、希望する国籍の人材を採用することが難しい場合があります。

【グラフ】留学生の出身国(地域)比率

独立行政法人日本学生支援機構のデータをもとにサンウェル作成

2:海外の大学から直接採用

最近は海外の大学などで採用イベントを開催し、その場で応募者を面接して内定を出す日本企業も出てきています。この方法ですと大勢の候補者と顔を合わせ、その中から優秀な人材を選ぶことができますが、ほとんどの応募者は日本語もできず日本の生活や文化にも慣れていません。そのため来日してからカルチャーギャップにぶつかることになります。また外国人材採用に慣れていない日本企業にとっては、導入ハードルが高いようです。

3:日本国内で働く外国人を採用

即戦力を求める場合、最も効率的なのがすでに日本で働いている外国人を採用することです。彼ら彼女らは日本の企業文化、仕事のやり方、生活になじんでいるため、即戦力として活躍してくれるでしょう。ただエンジニアとしてのスキルを持つ人材そのものの数が少ないため、希望する人材をすぐに採用できないこともあります。

4:人材会社からの斡旋・紹介予定派遣

手前味噌になりますが、私たちのような人材会社を利用するのがスムーズな採用につながる可能性が高いと考えます。人材会社は国内外にネットワークを持っているので、例えば海外の日系企業や同業他社での勤務経験がある人材など、大勢の候補者の中から希望に応じた経験者を選ぶことができます。また人材会社のエンジニアのビザ取得や、来日や生活の準備、カルチャーギャップなどへのサポートも利用できます。「紹介予定派遣」の場合は、派遣期間中に本人のスキルや日本文化などへの適用性を確認したうえで正社員としての採用を決められるので、最初から正社員として採用したものの、うまく働いてもらえないというアンマッチを避けることができます。

ポイント

  • 採用ルートは一長一短
  • 留学生や外国大学出身者は、戦力となるのに時間がかかる
  • 人材会社のネットワークとサポートを活用すると採用が比較的スムーズに

次回は「外国人材に活躍してもらう方法」についてお話します。

外国籍のエンジニアの採用に難しそうと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、サンウェルのサポートチームが採用から来日、入社までを全面的にサポートいたしますので、御社はエンジニアの選考のみに専念していただけます。エンジニアの不足、採用にお困りの企業の方はぜひ一度お気軽にお問い合わせ下さい。

(プラント&エンジニアリング総合ビジネス誌 EnB ENGINEERING BUSINESSより転載)

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