社員紹介

子どものころからアントレプレナー

私はベトナム北部最大の港湾都市・ハイフォンで生まれ育ちました。ベトナムは平均年齢が28歳と若者が多い国で経済も勢いがあるので、いつかは自分で事業を起こしたい、社長になりたいというアントレプレナーがたくさんいます。私も子供のころから起業家を夢見ていて、その実現へのステップとしてForeign Trade University（貿易大学：ハノイ市）に入学し、ビジネス・マネジメントを専攻しました。

日本語・英語・ベトナム語のトリリンガルを目指し来日

大学卒業後はホーチミンにあるコンテナ・ターミナル運営会社に就職し、４年間働きました。
起業を目指し英語をマスターしたので欧米への留学を考えましたが、世界には英語を話せる人がたくさんいます。それならば日本語をマスターした方がビジネスチャンスも大きくなると考え、上智大学大学院の国際ビジネス専攻に入学しました。勤務先の上司が日本人で、普段から日本のことについて話を聞いていましたし、ドラえもんのような日本のアニメが好きだったことも日本行きを後押ししてくれました。来日した時には日本語を全く話せなかったので、大学院1年目は日本語の授業と英語で行われる国際ビジネスを受講。2年目からは、国際ビジネスも日本語で受講できるようになりました。

自然を感じながら日本生活をエンジョイ

日本はストレス社会と言われているようですが、私自身は生活を心から楽しんでいます。私は自然を感じる静かな場所が好きなのですが、東京は緑が豊かな大きな公園が多いですし、サンウェルのオフィスの近くには海もあります。大学院時代は東京の会社でアルバイトをしていたのですが、日本語がまだ不自由だった私に社員さんがとてもやさしく接してくれたこともあり、卒業後は日本でキャリアを積むことにしました。そこでベトナムでも積極的に事業を拡大しているサンウェルに入社しました。

人材採用はマーケティングと営業のお仕事

現在所属しているのは第一人材採用部で、Talent Acquisitionを略してTA部と呼ばれています。主な仕事は外国籍エンジニア人材のスカウトと採用なのですが、この業務はマーケティングの知識に加え営業スキルが求められる仕事だと感じています。営業がクライアント企業を説得するように、私はエンジニア人材を説得し、人材が満足いく就職条件・結果にマッチングさせていくからです。エンジニアが求める条件とこちらが提案できる条件がなかなか合わず、悩んでしまう場面も時々ありますが、その分、マッチングが成功した時の喜びが大きくなりますね。

起業の夢を両親も応援

私の両親は「今の時代は女性でもベトナムにとどまらず、海外で活躍してほしい」という考え方で、日本で生活する私を応援してくれています。サンウェルは多国籍な社員が働く職場で新しい友人もできましたし、今は人材スカウトを通して、人材の価値や考え方など多方面から学んでいます。私の将来の起業のためにも、今の仕事に真剣に向き合って結果を出していきたいと考えています。

職場近くのお気に入りスポット：

山下公園

生まれ育ったふるさとが港町なので、今でも海が大好きです。山下公園は季節ごとのお花がきれいですし、芝生でくつろげるのが良いですね。