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人材需給のアンマッチ インドと日本はベストパートナー

人材需給のアンマッチ インドと日本はベストパートナー

2022年2月28日に厚生労働省は2022年の国内の出生数(速報値)が79万9728人だったと発表しました。80万人を割るのは統計をとりはじめた1899年以来はじめてです。

1982年の出生数は151.5万人で、この40年で産まれる赤ちゃんの数が半減したことになります。国立社会保険・人口問題研究所は80万人割れは33年と推計していたのですが、それより11年も早く、少子化が想定より加速していることがわかります。

その一方で、インドの出生数は年間約2,500万人。1日あたり6.8万人の赤ちゃんが誕生している計算となります。2022年末の人口は14億1,700万人と中国の14億1,200万人を上回り、ついに世界一となりました。

しかし人口は多ければよい、というものではありません。インドでは製造業の未発達などから増加する若年人口にみあうだけの就職口が足りず、大学でエンジニアの学位をとったものの希望する専門分野での職につけない学生が珍しくありません。22年12月の失業率も8.3%と、日本の同2.5%に比べ高い水準にあります。

それを裏付けるようにOxford Economicsが発表した「The mismatch between supply and demand for talent in 2021」では、工業分野での人材の供給と需要のミスマッチ率が最も高いのがインド、逆に最も低い水準にあるのが日本という結果がでています。

そのため仕事があるのにエンジニアが足りない日本と、その逆のインドは最適な組み合わせと言えるでしょう。サンウェルはこれからも日本とインドのエンジニアのミスマッチを解消するよう尽力してまいります。


<執筆者プロフィール
サンウェル 社長室 コンサルティング事業部 部長 渡辺千晶
インド専門の調査コンサルティング会社出身。インドをはじめとするアジア諸国におけるコンサルティング、進出セミナー、駐在者への研修などを担当。
インタビュー記事:https://sunwells.com/recruit/people/watanabe/


外国籍エンジニアの採用というと難しいと思われるかもしれませんが、サンウェルでは専門チームが面接、採用、来日、入社までを日本語でサポートいたしますので、お客様はエンジニアの選考のみに専念していただけます。エンジニア不足、採用にお困りのの方は、ぜひ気軽にお問い合わせ下さい。

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