東芝三菱電機産業システム株式会社(TMEIC)様
スペシャリストとして長く働いていただきたい
京浜工場長 山田慎一郎様
回転機システム事業部 大型回転機第一部 生産管理課 課長 銅坂明彦様
サンウェルを通して、どんな職種の技術者を活用していただいてますか?
山田さん:主力製品であるモーターや回転機の機械設計や試験、検査の人材がメインでしたが、2020年6月に初めて生産管理の人材を採用しました。設計業務はパソコンに向かって黙々と作業する時間も長いですが、生産管理は内部外部含めたやりとりが多くなります。そういった意味で生産管理の人を採用するのはチャレンジでした。
生産管理を担っているKさんの働きぶりはいかがですか?
銅坂さん:入って半年ですが、すでにチームの軸になりつつあります。私が教えていない仕事でも、どんどん周りの人に聞いて進めており、とても吸収が早いです。言われたこと以上に仕事をしてくれて、普通3年で求めるレベルを半年でカバーしています。
どんなタイプが社風に早くなじみますか?
銅坂さん:単純にコミュニケーション量が多いほうが打ち解けるのは早いです。例えば、Kさんの場合だと、職場で話しかけづらいと思われている人にでも気さくに話しかけたりしていますね。
設計エンジニアに関していえば、コミュニケーションももちろん大切ですが、それ以上に上司からの指示の全体像が想像できて、その理解を落とし込める人のほうが仕事の飲み込みが早いです。
エンジニアがTMEICさんで働くうえで、ハードルはありましたか?
山田さん:仕事の考え方が”昭和的”な社員に揉まれて、悩んだエンジニアもいましたね。日本人だとまずは上司と職場の雰囲気に慣れてから、自分の力をどう示せるかを考えていきますが、インドのかたはスタートダッシュのところから自分のスキルをアピールしたい!と思う人も見受けられます。日本のスタイルに合わせないエンジニアの問題なのか、今の時代の働き方を受け入れない側の問題なのかはわかりませんが、働く環境に合わせて柔軟に対応させていく力は必要ですね。
上の世代との関わり方はどんな企業でも課題がありますね。
同世代との関わりという点ではいかがでしょうか。
銅坂さん:”この業界あるある”ですが、若手がいないのでなんともいえません……ここの社員はほとんど40代以上で、サンウェルのエンジニアで30代が多いです。私のセクションでは生産管理のKくんがいちばん若いですね。若い人は覚えがいいので助かりますよ。
山田さん:サンウェルからの外国籍エンジニアは文化や言語の面でのハンデこそありますが、スキルと若さがあるので良いですね。
現場の雰囲気に変化はありましたか?
山田さん:一番はモチベーションの向上ですね。違う国の人が入って、ガツガツ仕事をしていると、追い抜かれちゃ困ると、全体の刺激になっていると感じます。
今後サンウェルのエンジニアに期待していることはなんですか?
銅坂さん:身に着けた技術をどんどん磨いて、スペシャリストとして長く働いていただきたいです。
聞き手:担当営業 長尾高司